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潰瘍性大腸炎

  • 潰瘍性大腸炎は、血便や下痢、粘液便、腹痛などがみられる大腸の炎症性疾患(炎症性腸疾患 = IBDの1つ)です。すでに診断されている方でも、病気の広がりや重症度、大腸カメラの所見、治療の考え方など、をあらためて整理すると、今の状態や今後の見通しが理解しやすくなります。ここでは潰瘍性大腸炎の症状、診断の流れ、大腸カメラの役割、治療の基本、日常生活で大切なことをわかりやすく解説します。

  • ​当院では、関連する症状(下痢、血便)のある方の診断、検査を行い、比較的軽症の病状については外来治療を行います。また、高次医療機関と連携しながら、病状の落ち着いた(寛解状態)方の経過観察(寛解維持治療の継続)も可能です。

1.潰瘍性大腸炎とはどんな病気か

概略

  • 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気です。

  • 発症は20代前後に多い一方で、高齢で発症する方も少なくありません。欧米で多い病気でしたが、日本でも患者数は増えています。

  • 炎症は多くの場合、直腸から始まり、そこから連続して大腸へ広がります。炎症が強くなると、下痢、粘液便、血便、腹痛などの症状がみられます。

  • 原因はまだ完全にはわかっていませんが、食事やストレス、腸内環境の変化などをきっかけに、ある体質や遺伝的背景を持つ方の一部で、腸の免疫が過剰に反応して炎症が続くのではないかと考えられています。様々な要因の関与が考えられ、1つの原因だけで説明できる病気ではありません。

  • 潰瘍性大腸炎は、症状が落ち着く時期(寛解)と悪くなる時期(再燃)をくり返すことがある慢性疾患です。完治という表現が難しい病気ではありますが、近年は治療法が進歩し、多くの方で炎症を抑えながら日常生活を保つことが期待できるようになっています。

疫学

潰瘍性大腸炎は、日本で患者数の増加が続いている病気です。2023年の全国疫学調査では、国内の推定有病者数は約31.7万人、人口10万あたりの有病率は254.8人と報告されました。これは2015年調査の約22万人からさらに増えており、日本でも決して珍しすぎる病気ではないことがわかります(Tsutsuiら、2025年/2023年全国疫学調査)。

2.潰瘍性大腸炎の症状

  • 潰瘍性大腸炎では、血便を伴う、または伴わない下痢 腹痛 が代表的な症状です。血液と粘液が混じる粘血便、便の回数が増える、便意が何度も来るのに少量しか出ない、といった形で気づかれることもあります。病変の広がりや炎症の強さによって、症状の出方は変わります。

  • 炎症が強くなると下痢や血便だけでなく、全身症状である、食欲低下、体重減少、貧血 などがみられることもあります。腸の症状だけの病気と思われがちですが、病状によっては体全体(皮膚や関節、目、肝胆道系、上部消化管)に影響が及ぶことがあります。

  • また、症状の強さと実際の炎症の程度が、いつも一致するとは限りません。症状が比較的軽くても炎症が残ることがあります。よって、治療で症状が落ち着いても、適切な検査による評価が大切なことがあります。

3.潰瘍性大腸炎はどのように診断するか

  • 潰瘍性大腸炎は、症状だけで確定できる病気ではありません。問診、血液検査、便検査、大腸内視鏡、生検(組織検査) などを組み合わせて判断します。似た症状を来すことのある、感染性腸炎、過敏性腸症候群、クローン病、虚血性腸炎、薬剤性腸炎、大腸ポリープや大腸がんなど、別の病気でないかどうか検査等により診断を進めます。

  • 血液検査では炎症の程度や貧血の有無などをみます。便検査では感染症の除外や腸の炎症の目安になる項目を確認します。そのうえで、大腸内視鏡で炎症の範囲や性質を直接確認し、必要に応じて生検を行います。こうした情報を総合して、潰瘍性大腸炎かどうか、どの程度活動しているのかを判断していきます。

病変の広がりによって病型を分けます

潰瘍性大腸炎では、炎症がどこまで広がっているかによって、直腸炎型、左側大腸炎型、全大腸炎型に分けて考えます。病変の広がりは、症状の出方や治療の考え方、長期的な見通しを整理するうえで大切です。

潰瘍性大腸炎の病型分類
  • 直腸炎型:直腸のみに炎症があるタイプ

  • 左側大腸炎型:直腸から左側結腸まで炎症が広がるタイプ

  • 全大腸炎型:大腸全体に炎症が広がるタイプ

図:潰瘍性大腸炎の病変範囲(直腸炎型・左側大腸炎型・全大腸炎型)
原図:Julius Senegal, “Ulcerative colitis classification.svg”, Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0/日本語ラベル追加・一部改変

潰瘍性大腸炎の重症度の判断

潰瘍性大腸炎では、病気の強さを軽症、中等症、重症、劇症に分けて考えます。重症度は、血便や下痢の程度だけでなく、発熱や貧血、炎症反応などもあわせて判断されます。重症度によって、適時適切な治療の判断や、入院の必要性の判断、などの対応が変わります。

4.大腸内視鏡検査が重要な理由

  • 潰瘍性大腸炎では、内視鏡検査が重要です。まず、なんと言っても正しい診断が最重要であり、内視鏡により腸の粘膜を直接見ることにより、炎症が直腸から連続しているか、その範囲、程度(出血しやすいか、びらんや潰瘍があるか)を確認できます。

  • 治療の経過中、ある程度のタイミングで内視鏡検査を再度行い、治療効果を判断します。また当初の診断に矛盾がないか確認する事も必要です。慢性疾患として治療を長期に続ける上で、治療経過が良い時も、思わしくない時も、潰瘍性大腸炎に類似した他の病気でなかったかチェックが必要です。

  • さらに、発症から長く経過した全大腸炎型では大腸がんのリスクが問題になるため、定期的な内視鏡検査(サーベイランス)が重要になります。

5.潰瘍性大腸炎の治療

治療の考え方

潰瘍性大腸炎では、炎症を抑えて症状が落ち着いた状態(寛解)に導くこと(寛解導入)と、そのよい状態をできるだけ長く保つこと(寛解維持)が治療の基本になります。近年は治療法が進歩しており、多くの患者さんで炎症を抑えながら、仕事や学校、家庭生活を含めた日常生活を保ち、大切なライフイベントを見据えながら治療を続けられるようになってきています。

実際には、潰瘍性大腸炎の治療にはいくつかの薬剤クラス(種類/分類)があり、それぞれ役割が異なります。病変の広がり、炎症の強さ、いま寛解導入を目指す段階なのか、寛解維持を続ける段階なのかによって、中心になる治療は変わります。治療は薬を選んで終わりではなく、症状や炎症の状態をみながら定期的に評価し、必要に応じて調整していくことが大切です。

5-ASA製剤

  • 5-ASA製剤は、潰瘍性大腸炎の基本的な治療薬です。一般名はメサラジンで、メサラミンと表記されることがあります。比較的軽症から中等症の患者さんで中心になることが多く、症状を落ち着かせる治療にも、再燃を予防する治療にも重要な役割があります。日本で使われる代表的な経口薬には、ペンタサ、アサコール、リアルダがあり、いずれも有効成分はメサラジンですが、薬が溶ける場所や放出の仕方に違いがあります。後発品(ジェネリック)が利用できるものもあります。

  • 病変が直腸や左側大腸に限られている場合には、内服薬だけでなく、坐剤や注腸などの局所治療を組み合わせることで、より効果が期待できることがあります。症状が落ち着いたあとも、5-ASAを継続して寛解維持を目指すことがよくあります。

  • また、同じ系統のやや古い薬剤として、サラゾピリン(一般名サラゾスルファピリジン)があります。現在はメサラジン製剤が広く使われていますが、サラゾピリンの方が有効性を感じられる方もおり、症例によっては選択肢になります。あくまで一般的には、サラゾピリンは5-ASA製剤より副作用が多いため(個人差があり)多くの人にあう薬剤ではありません。

  • 5-ASA製剤は非常に多くの患者さんで使われる一方、一部体に合わない(不耐症)方もおられます。治療開始後早期に、下痢、腹痛、発熱などが出たり悪化したりすることがあり、病気の増悪と紛らわしいことがあります。そのため、薬を始めたあとに症状の悪化がみられた場合には、5-ASA不耐の可能性も考えて確認することが大切です。

ステロイド(副腎皮質ステロイド)

  • ステロイドは、炎症を強く抑える力があり、活動期の潰瘍性大腸炎で寛解導入のために使われる重要な薬です。中等症では、内服ステロイドによる治療が外来または入院で行われることがあり、重症例や全身障害を伴う中等症例では、入院のうえ全身管理を行いながら治療することが基本になります。

  • 一方で、一般的な全身性ステロイド(プレドニゾロン)だけでなく、近年はブデソニド製剤も使われるようになっています。ブデソニドは局所での抗炎症作用を期待しつつ、全身性のステロイド関連副作用をできるだけ少なくする目的で用いられる薬です。日本では、注腸フォームのレクタブルと、経口薬のコレチメントがあり、いずれも活動期潰瘍性大腸炎(重症を除く)に対して承認されています。レクタブルは主に直腸から左側大腸に近い病変で使いやすい局所治療で、コレチメントは経口で使えるブデソニド製剤です。いずれも比較的副作用が少ないことが期待されますが、あくまで「活動期をしずめるための薬」であり、寛解維持のために長く続ける薬ではありません

  • ステロイド全般に共通する重要な点として、長期投与は避けるべきであり、有効であっても漸減し中止を目指し、その後の維持治療は5-ASA製剤や免疫調節薬、生物学的製剤、低分子薬など別の治療で考えることが基本になります。ステロイドは有効な薬ですが、“長く続ける薬” ではなく、“病勢の活動期を乗り切るための薬” です。

免疫調節薬(アザチオプリン)

アザチオプリン(イムラン)などのチオプリン製剤は、ステロイドを減らしたい場合や、再燃をくり返す場合、寛解維持を安定させたい場合に使われる薬です。効果が出るまでに時間がかかるため、主に寛解維持や再燃予防の役割を担います。いっぽうで、腹痛、肝機能障害、骨髄抑制(白血球減少)、脱毛などの副作用に注意が必要です。そのため、投与前には、この薬の代謝に関わる遺伝子検査(NUDT15 など)を行い、副作用のリスクや投与量の適切性をあらかじめ検討したうえで使用します。

生物学的製剤

生物学的製剤は、生物が作る抗体などのたんぱく質を利用して作られた薬で、バイオ医薬品の一種です。従来の5-ASA製剤やステロイドに比べて、炎症に深く関わる特定の分子や経路をねらって抑える点が大きな特徴で、潰瘍性大腸炎治療の進歩を支えてきた薬剤群のひとつです。5-ASAやステロイドだけでは十分にコントロールしにくい場合に検討され、活動期の炎症を抑えて寛解導入を目指すだけでなく、その後の寛解維持にも使われます。点滴や皮下注射で使うものが多く、現在は抗TNF-α抗体製剤、抗α4β7インテグリン抗体製剤、抗IL-12/23抗体製剤、抗IL-23抗体製剤など、複数のクラスが使えるようになってきています。そのため、以前よりも病状や治療歴、安全性、投与方法に応じて治療を選び分けやすくなっています。いっぽうで、生物学的製剤は従来薬に比べて高額な薬剤が多く、実際には高額療養費制度や指定難病の医療費助成の利用が必須です。

なお、生物学的製剤には、先行薬と同等/同質と確認されたバイオシミラーもあり、治療の選択肢が広がっています。

JAK阻害薬、S1P受容体調節薬、その他の経口分子標的薬

近年は、内服で使える分子標的治療薬も選択肢になっています。JAK阻害薬は、免疫のシグナル伝達を調整することで炎症を抑える薬で、飲み薬であることが大きな特徴です。比較的早く効果が現れることがあり、中等症から重症の活動期や、その後の病勢コントロールに使われます。いっぽうで、感染症などに注意が必要なため、定期的な確認を行いながら使います。

また、低分子薬には JAK阻害薬とは別のクラスとして、S1P受容体調節薬があります。これは、リンパ球がリンパ節から血液中へ出ていくのを抑えることで、炎症部位に集まるリンパ球を減らし、腸の炎症を抑える薬です。日本では、オザニモド(ゼポジア)と、エトラシモドL-アルギニン(ベルスピティ)が、このクラスの経口薬として使われています。

さらに、経口の分子標的薬としては、カロテグラストメチル(カログラ)もあります。これは AJM300 として開発された薬で、α4インテグリンを阻害する経口低分子薬です。5-アミノサリチル酸製剤で効果不十分な中等症の潰瘍性大腸炎に対して承認されています。

状況に応じて使われるその他の治療

病状が強い場合や、通常の治療だけでは十分に抑えきれない場合には、さらに別の選択肢が必要になることがあります。カルシニューリン阻害薬(タクロリムス)は、難治例や重症例の寛解導入に使われることがあり、血中濃度を確認しながら慎重に用います。血球成分除去療法(GCAP, LCAP)は、血液中の炎症に関わる白血球を機械で取り除く治療で、薬による強い免疫抑制とは少し異なる位置づけです。

なお、やや特殊な選択肢として、青黛(indigo naturalis)があります。難治例で有効性が報告されてきた一方、肺動脈性肺高血圧症など重い有害事象への注意が必要で、一般の医療機関で標準的に用いられる治療ではありません。使用を検討する場合も、IBD専門施設で有効性と安全性を慎重に見極めながら判断すべき治療です。

近年は治療選択肢が広がっています

潰瘍性大腸炎の治療は、この数年で大きく変わってきました。5-ASA、ステロイド、チオプリン製剤に加えて、生物学的製剤や内服の低分子薬が使えるようになり、以前より治療の幅が大きく広がっています。

そのため現在は、「より強い効果を優先したいのか」「安全性をより重視したいのか」「注射ではなく飲み薬を希望するのか」といった点も含めて、治療を相談しやすくなってきました。もちろん、実際の選択は病変の広がり、重症度、これまでの治療歴、副作用のリスクなどを踏まえて決まりますが、以前より一人ひとりに合わせた治療を考えやすくなっています。

また、選択肢が増えたことで、単に症状を一時的に抑えるだけでなく、寛解を長く維持できる方も増えてきています。治療の目標は、いまつらい症状を抑えることだけでなく、できるだけ安定した状態を続け、日常生活を保つことにあります。

6.日常生活で大切なこと

  • 潰瘍性大腸炎では、症状が落ち着いている時期でも、自己判断で薬を中断しないこと が大切です。多くの患者さんは寛解と再燃をくり返すため、症状がなくても寛解を維持するための治療を続けることが基本になります。とくに5-ASA製剤は長期に使いやすい薬として位置づけられています。

  • また、症状がないからといって、必ずしも検査が不要になるわけではありません。寛解期でも内視鏡検査で炎症の状態を確認することは、治療の見直しや長期管理に役立ちます。血便の再出現、下痢の増加、腹痛の悪化、発熱、体重減少などがある場合は、再燃の可能性も考えて早めに相談することが大切です。

  • 食事については、ある特定の食事法で病気をコントロールできるわけではありません。ただ、体調によっては乳製品や食物繊維の多い食品などで症状が悪化しやすいと感じる方もいます。その場合は、自分に合わない食品を無理に続けないことも大切ですが、過度な制限で栄養が偏らないよう注意が必要です。

  • また、痛み止めの中には、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させることがある薬があります。とくにNSAIDs(一般的な消炎鎮痛薬)は注意が必要で、必要時の痛み止めについては主治医に相談することが勧められます。

7.当院でできること

  • 当院では、下痢、血便、粘液便、腹痛 などの症状から潰瘍性大腸炎が疑われる方の診察、検査、初期評価を行っています。大腸内視鏡検査を含めた診断の流れをご説明し、他の病気との見分けも含めて判断します。

  • また、すでに潰瘍性大腸炎と診断されている方では、比較的軽症の方や、現在は病状の落ち着いている方(寛解状態) の外来治療、経過観察、寛解維持治療の継続に対応しています。いっぽうで、強い再燃が疑われる場合、入院加療が必要な場合、高度な治療調整が必要と考えられる場合には、高次医療機関と連携しながら診療を行います。

8.よくある質問

Q1.

血便があると、潰瘍性大腸炎でしょうか?

血便があるからといって、必ず潰瘍性大腸炎とは限りません。痔、感染性腸炎、虚血性腸炎、大腸ポリープ、大腸がんなどでも血便はみられます。血便が続くときや、下痢・腹痛・粘液便を伴うときは、自己判断せずにご相談ください。症状の詳細、起こり方、年齢、過去の内視鏡検査歴などをもとに、詳しい検査が必要かどうか判断することになります。

Q2.

潰瘍性大腸炎は、大腸カメラをしないと診断できませんか?

診断には大腸カメラがとても重要です。問診、血液検査、便検査だけでは確定できないことが多く、炎症がどこにどのように広がっているかを直接確認することが大切です。必要に応じて生検(組織検査)も行います。

Q3.

潰瘍性大腸炎は治りますか?

「完治」という表現は難しい病気ですが、炎症を抑えて安定した状態を保てる方は多くおられます。治療の目標は、症状を落ち着かせることに加えて、その良い状態をできるだけ長く保つことです。近年は治療法が進歩し、日常生活を保ちながら長期間安定して経過する方も増えています。

Q4.

症状が落ち着いていても、薬は続けたほうがよいですか?

はい。自己判断で中断しないことが大切です。潰瘍性大腸炎は、寛解と再燃をくり返すことがある病気です。症状がなくても炎症が残っていることがあり、再燃予防のために治療を続ける意味があります。

Q5.

症状がなければ、大腸カメラはもう不要ですか?

症状が落ち着いていても、内視鏡で状態を確認することが大切な場合があります。治療が十分効いているか、炎症がどのくらい残っているか、当初の診断に矛盾がないかを確認する意味があります。長く経過した全大腸炎型では、大腸がんサーベイランスのためにも定期的な内視鏡が重要です。

Q6.

食事だけで良くなりますか?

食事は大切ですが、それだけで潰瘍性大腸炎を十分にコントロールできるとは限りません。治療の基本は、薬によって炎症を抑え、よい状態を保つことです。
ただし、食事がまったく無関係というわけでもありません。活動期には、脂っこいもの、刺激の強いもの、食物繊維の多いもの、乳製品などで症状が悪化しやすい方もおり、消化しやすい内容に調整したほうが楽になることがあります。いっぽうで、症状が落ち着いている安定期(寛解期)には、潰瘍性大腸炎そのものに食事の影響は大きくないことも多く、必要以上に厳しい制限を続けるより、栄養が偏らないようにすることのほうが大切です。自分に合わない食品がある場合は無理に続けないことも大切ですが、極端な制限は避け、必要に応じて主治医や管理栄養士に相談しながら調整するのが自然です。

Q7.

潰瘍性大腸炎でも、仕事や学校を続けられますか?

病状が安定すれば、多くの方で日常生活を保ちながら過ごすことが期待できます。ただし、活動期には症状や体力低下のために影響が出ることがあります。大切なのは、病状に応じた治療を続けながら安定した状態を目指すことです。

Q8.

井星医院では、どのような潰瘍性大腸炎の診療に対応していますか?

下痢、血便、粘液便、腹痛などから潰瘍性大腸炎が疑われる方の診察、検査、初期評価を行っています。
また、すでに診断されている方では、比較的軽症の方や、病状の落ち着いている方(寛解状態)の外来治療、経過観察、寛解維持治療の継続に対応しています。強い再燃が疑われる場合や、入院加療、高度な治療調整が必要な場合には、高次医療機関と連携して診療を行います。

井星陽一郎 医師.webp

最終監修:2026年04月14日

監修:井星 陽一郎 医師

​資格:医学博士

   日本消化器病学会 認定 消化器病専門医

   日本消化器内視鏡学会 認定 消化器内視鏡専門医

   日本消化器内視鏡学会 認定 消化器内視鏡指導医

   日本内科学会認定 総合内科専門医

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